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NLPと認知行動療法の違いとは?

このページでは、NLPと認知行動療法の違いについてご紹介しています。

認知行動療法とは?

認知行動療法は、端的に説明すると「自らの認知の偏りを修正していく」というものです。認知というのはその人が持っている考え方や感じ方、価値観などのことを指します。

人間は誕生してから様々な経験を重ねることによって、その経験から認知することを覚えていきます。積み重ねた経験からその人の思考や価値観が形作られていき、その結果に基づいた行動を取ることになるのです。

自分にとってマイナスになる行動を取っているのであれば、その原因は認知にあるとされているので、行動を変化させるためには認知を改善していく必要があるというのが認知行動療法です。

また、認知を修正していくことによって、行動だけでなく、沸き起こってくる感情も改善することができるとも言われています。

NLPと認知行動療法を比較してみる

NLPは人間が五感で得てきた情報を記憶して、その情報によって無意識の反応が決まるというものです。「経験の蓄積によって行動が決まる」という点では、NLPと認知行動療法は似ていますが、こちらでは異なる点について挙げていきます。

NLP 認知行動療法
記憶するもの 五感から得た情報 自分が体験した行動や経験
行動 無意識下で起こる反応 自らの認知によって行動する
治療法 ゴール設定し、五感にアプローチして苦手意識を除去する 認知と感情を切り離して自分の中に表れた思考を変化させる
目的 ・心理的ストレスの軽減
・円滑なコミュニケーション
・思考やコンプレックスの改善
・自己の改善
・心理的ストレスの軽減
・依存症や精神疾患の改善
・思考の改善

NLPと認知行動療法の違いについて

目的としては心理的ストレスの軽減や思考の改善など共通する部分もありますが、NLPは自己啓発目的に利用されることも多い反面、認知行動療法は精神的疾患の改善に利用されることが多くなっています。

NLPでは五感から得た情報が脳内にプログラミングされることによって、無意識の反応が決まるため、刻まれた脳内のプログラムを書き換えます。

認知行動療法では自分が体験してきた経験によって認知(思考や価値観)が決まり、その認知によって行動がきまるため、認知を修正することによって行動や思考を改善していこうというものです。

つまりNLPと認知行動療法の最も大きな違いは、無意識下の反応を改善して自己を改善していくか、思考や価値観を改善して行動と感情を改善していくかという点だと言えるでしょう。