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応用テクニック
コア・トランスメーション
NLPにおける応用テクニックのひとつとして有名なのが、「コア・トランスメーション」という手法です。コア・トランスメーションは、コニレイ・アンドレス氏とタマラ・アンドレス氏の開発によって誕生しました。パート・モデルや言語モデルの理論を応用して内面の変化を促すプロセスです。
「自分自身の中にある、もっとも強い自己変革の要求に応える」ということが、コア・トランスメーションを行う目標であり到達点です。自分自身が改善したいと思っている感情や行動、過去のトラウマなどを大きく変化させることができるテクニックです。
テクニックを試すにあたっては、まずコア・トランスメーションを行う前の感情、習慣、人間関係、自己イメージなどについて把握していきます。
- 「自分の感情を把握することが難しいですか?」
- 「喫煙や金銭など、過剰な執着をもっている事柄はありますか?」
- 「人に合わせることが多いですか?」
- 「自分は他人よりも劣っていると感じて卑下していますか?」
上記のような質問をなげかけ、現状の自分を把握します。その上でコア・トランスメーションを行い、抱えている問題に向き合いながら自己成長を図ります。すると、これまでダメだと思っていた事柄が解決に向かう驚きを体験することができます。事柄の中にプラスの側面を見つけられるよう促すのがコア・トランスメーションの特徴であり、これによって自然に自覚が促され変化を起こすことにつながります。
自分を変えたいと思っている人や、セラピストを目指している方が身につけたいNLPテクニックのひとつといえるでしょう。
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